まずこれ!
ヘリ護衛艦かが就航4隻体制、対中潜水観戦に威力、米戦闘機発着も可能
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170323-00000062-san-pol
飛行甲板の広さで言えば、確かに垂直離発着ステレス戦闘機F35BライトニングⅡの発着は可能でしょう。
しかし、F35Bの垂直離発着機能は、これまでの垂直離発着戦闘機ハリアーとは違います。
ハリアーではアフターバーナー無しのエンジンから伸びる4つのノズルを、上下させることで垂直離発着していましたが、F35Bではリフトエンジンと、アフターバーナー付きエンジンの回転式ノズルを下に向け、垂直離発着を行います。そのため、F35Bの排気温度が大変高温になるため、飛行甲板に耐熱処理を施さないと溶けてしまいます。
アメリカ海軍でも、F35Bのトライアルテストを行った強襲揚陸艦ワスプ以外に、現段階でF35Bの運用ができず、全ての強襲揚陸艦の改修工事を順次行っています。
個人的には、海自が空母型護衛艦を作るなら、最初からF35B運用能力を付けて建造しろよ!です(笑)
次にこれ!
中国よ、これが日本の実力だ。海自最大の空母型護衛艦かが竣工
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170322-00000530-san-pol
これを見ると中国空母に優位に立てるような書き方ですが、たかがヘリ14機で艦載戦闘機に勝てると思っているのでしょうか?
これが中国空母の艦載戦闘機J-15です。
ロシアの艦載戦闘機Su-33フランカーKのデッドコピーです。(中国は自己開発と言い張ってますが)
まぁ、本家のSu-33の性能を上回る事はないでしょうが、それでもヘリには負けないでしょう。中国空母はこのJ-15を20機搭載しているのです。
残念ですが海自ヘリ空母4隻束になっても、中国空母に勝てないでしょう。
空戦が出来るヘリでも搭載するなら話は違いますが。
とは言え、ヘリ空母だけで行動する訳ではありませんから、護衛艦の対艦ミサイルにより攻撃撃沈する事は可能でしょうが、対艦ミサイルの射程まで敵の攻撃を全て防ぐ事が必要になります。
最後に
防衛ジャーナルという雑誌に寄稿を求められた際、いずも型を建造するのなら、なぜ強襲揚陸艦として建造しなかったのか?と書きました。島嶼防衛強化に動いている自衛隊では必ず必要な艦種です。
現在、アメリカから買った水陸両用兵員輸送車52輛(57輛だったかな?)は、おおすみ級輸送艦に全て乗せることが出来ないのです。つまり、戦力を持て余しています。
故に、強襲揚陸艦として建造しておけば島嶼防衛の要になり、おおすみ級3隻と合わせ、さらに大兵力を送り込めたのです。また空母としても使用でき、そして災害支援にも活躍できる、日本にはこれほど都合のいい艦はないのです。
写真は、アメリカのワスプ級強襲揚陸艦です。飛行甲板の大きさだけではいずも級とほぼ同じです。
ネットでいい比較図がありましたので転載します。右から8番目がいずも級、9番目がワスプ級です。
ウエルドックなどの装備によりワスプ級はいずも級よりも排水量が2万トン大きく、その2万トンの差が万能艦かヘリ空母かの分かれ道となりました。
みなさんは、同じ税金を使って作るのであれば、いずも級と強襲揚陸艦とどちらを選びますか?
ヘリ護衛艦かが就航4隻体制、対中潜水観戦に威力、米戦闘機発着も可能
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170323-00000062-san-pol
飛行甲板の広さで言えば、確かに垂直離発着ステレス戦闘機F35BライトニングⅡの発着は可能でしょう。
しかし、F35Bの垂直離発着機能は、これまでの垂直離発着戦闘機ハリアーとは違います。
アメリカ海軍でも、F35Bのトライアルテストを行った強襲揚陸艦ワスプ以外に、現段階でF35Bの運用ができず、全ての強襲揚陸艦の改修工事を順次行っています。
個人的には、海自が空母型護衛艦を作るなら、最初からF35B運用能力を付けて建造しろよ!です(笑)
次にこれ!
中国よ、これが日本の実力だ。海自最大の空母型護衛艦かが竣工
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170322-00000530-san-pol
これを見ると中国空母に優位に立てるような書き方ですが、たかがヘリ14機で艦載戦闘機に勝てると思っているのでしょうか?
ロシアの艦載戦闘機Su-33フランカーKのデッドコピーです。(中国は自己開発と言い張ってますが)
まぁ、本家のSu-33の性能を上回る事はないでしょうが、それでもヘリには負けないでしょう。中国空母はこのJ-15を20機搭載しているのです。
残念ですが海自ヘリ空母4隻束になっても、中国空母に勝てないでしょう。
空戦が出来るヘリでも搭載するなら話は違いますが。
とは言え、ヘリ空母だけで行動する訳ではありませんから、護衛艦の対艦ミサイルにより攻撃撃沈する事は可能でしょうが、対艦ミサイルの射程まで敵の攻撃を全て防ぐ事が必要になります。
最後に
防衛ジャーナルという雑誌に寄稿を求められた際、いずも型を建造するのなら、なぜ強襲揚陸艦として建造しなかったのか?と書きました。島嶼防衛強化に動いている自衛隊では必ず必要な艦種です。
現在、アメリカから買った水陸両用兵員輸送車52輛(57輛だったかな?)は、おおすみ級輸送艦に全て乗せることが出来ないのです。つまり、戦力を持て余しています。
故に、強襲揚陸艦として建造しておけば島嶼防衛の要になり、おおすみ級3隻と合わせ、さらに大兵力を送り込めたのです。また空母としても使用でき、そして災害支援にも活躍できる、日本にはこれほど都合のいい艦はないのです。
ウエルドックなどの装備によりワスプ級はいずも級よりも排水量が2万トン大きく、その2万トンの差が万能艦かヘリ空母かの分かれ道となりました。
みなさんは、同じ税金を使って作るのであれば、いずも級と強襲揚陸艦とどちらを選びますか?